Story2 〜 異動を機に変われたら… 〜
松田君也さん(仮名) 44歳:男性
いや突然、異動が決まりまして。内勤だった私が営業に移ることになったんです。営業になるということは、いろいろなお客様と会うことになりますし、何より最初の印象が大事ですよね。名刺交換のときとか、手の皮疹を見られたらどう思われるだろう?…とか、肩の落屑をフケだと勘違いされるんじゃないか?…とか、もう不安でいっぱいでした。だから、初めてのお客様とお会いする時にも不安のない状態で望みたいなと。それで、「なんとかそれまでに皮疹を無くしたい」って強く思いまして…
松田さんの「先生、ちょっとだけいいですか?」
「営業に異動になったので、皮疹が気になるのですが…」って相談したんですよね。
お話をうかがって初めて、私が知らないところで相当悩んでいらしたんだなと分かりました。それですぐに、松田さんの異動に間に合わせるにはどうしたらいいか?…って話し合ったんでしたね。
先生に相談できたことで、まずはホッとしました。異動に当たってさまざまな不安を抱えていたんですが、その中の大切な1つが前に進んだので、気分的にとてもラクになったんです。あのとき思い切って相談して良かったなって、思いますね。
NPO法人東京乾癬の会P-PATさんのご監修のもと、患者さんの実際の体験を参考に構成したフィクションです。