運動療法を日常生活で取り入れる
日常生活の中の運動療法
忙しくて運動する暇がない人でも、ちょっとした工夫で日常生活内に運動をとり入れることができます。
日々の生活において、体を動かすことを心掛けるようにしましょう。
主婦A子さんの場合
洗濯物を干しながら
背中を曲げずにひざを曲げ伸ばししましょう。
掃除をしながら
掃除機の本体を持ちます。掃除機を持った手のひじを高く上げるよう意識してみましょう。左右交互に行います。
窓ふきをしながら
ひじの曲げ伸ばしを意識して窓をふきます。曲線を描くのではなく、直線的にふきましょう。
テレビを見ながら
両足を軽く曲げ、床から持ち上げましょう。
会社員Bさんの場合
通勤途中に
ホームでの待ち時間に、ただ電車を待つだけではなく、かかとを上下に上げ下げしてみましょう。体重は両足のつま先に均等に乗せます。
パソコンを使いながら
軽く背中を丸めて腹筋を使うよう意識します。
帰宅時に
帰りはバスや電車を1つ手前の駅で降りて歩くよう、心掛けましょう。
テレビを見ながら
床に座り、両手を体の後ろでつきます。ひじを曲げて腕に体重をかけ、体を支えます。