起こりうるシチュエーション
重症低血糖はどこで起こるか分かりません
低血糖は、思いがけないことで重症化してしまうことがあり、自宅や外出中、学校、勤務先でも発生する可能性があります¹⁾。どこで起きても対処できるよう日頃から備えておくことが重要です。
また、運転中の重症低血糖は重大な事故につながるおそれがあるため、自動車を運転する際はブドウ糖やブドウ糖を多く含む食品や飲料を必ず常備しておきましょう。運転をする際は血糖測定を行い、空腹での運転は避け、何かを食べてから運転するようにしましょう。無自覚性低血糖があり、自分で血糖値をコントロールできない患者さんは、主治医に相談しましょう。(無自覚性低血糖と自動車運転免許)
夜間の低血糖
低血糖に対して反応する自律神経のはたらきが深夜になると低下するため²⁾、睡眠中は低血糖が発症しやすいです。不安がある方は、薬剤や食事の内容について主治医に相談しましょう。
低血糖をくりかえしている方は、重症低血糖への備えについて、医師に相談しましょう。
相談チェックシートはこちら日頃から、大切な人たちと低血糖について話し合いいざというときに備えて一緒に準備をしておきましょう。
大切なひととの対話のはじめ方はこちら参考資料